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第28回ウォーキング会が
開催されました

概要

2026年3月28日(土)、まさに桜が満開の時期で初夏を思わせるような日差しの中、さいたま市で第28回ウオーキング会が開催されました。約70名の同窓生らが参加しました。JR新都心駅前を起点として造幣局見学後に母校大宮高校を訪れ、昼食後に母校から武蔵一之宮氷川神社の参道を通り参拝するというコースでした。

 

【参加記】
懐かしき母校を訪ねる青春懐古と学びの一日

24回生 山本和平

●準備 私にとっては今回が2回目の参加となります。昨年秋の初参加の時には、楽しく充実した一日だったなと感じましたので、またぜひ参加したいと思い申し込みしました。新緑が眩しく映る時期でもあり、桜もちょうど満開になる頃でもあるため余計に心待ちにしていました。と同時に寒暖の差が激しい時期でもあるため服装は寒暖どちらにも対応可能なように、そして動きやすいように、趣味である登山の経験を活かしたスタイルで参加しました。日が近づくにつれて少しずつ気持ちがワクワク高揚してくるのを感じました。小学校時代の遠足に参加した時の自分を思い出していました。


●集合~出発 午前10時に新都心駅改作口前に集合でしたが初めてこの駅に降りる私にとっては見るもの全てが新鮮でした。想像以上に駅や駅前が広々としており、改札口前広場もあまりに広いのでどこが集合場所か最初はきょろきょろと周りを見回しましたが、役員の方々が旗を掲げていてくれたおかげですぐに分かりました。全員集合後に笠原清和会長のご挨拶に始まり、波多野さんをはじめとした役員の方々のコース説明や歩行時の注意事項等のお話の後出発しました。


●同駅~さいたま造幣局 駅から造幣局までは大変近く、出発から15分程度で到着しました。土日祝日のため工場は稼働しておらず貨幣の製造工程は見学できませんでしたが、博物館内展示室は専門スタッフが同行してくれて、くまなく詳しく分かりやすく案内してくれました(基本的に水曜日と年末年始が休館日)。2階が展示室となっていて、貨幣の歴史や製造工程、記念硬貨や勲章、メダルなどの実物が種類別にいくつかのブロックに分かれて展示されていました。天皇から授与される勲章(大勲位菊花章など)は撮影禁止となっていました。日本最古の貨幣である富本銭やオリンピックの金銀銅メダル、文化勲章などの勲章類、江戸時代の小判や巨大な大判、金属ではなく陶器の貨幣などさまざまな展示品が有りました。スタッフの説明で特に印象が残ったもののひとつが「富本銭」です。私はこの日の説明を聞くまでは、日本で一番古い貨幣は和同開珎と認識していました。私の知識に誤りが有ったことに多少のショックがありました。しかしそれが判明したのは1999年で、奈良県明日香村の遺跡から出土して、分析研究の成果として発表されました。


●さいたま造幣局~大宮高校 造幣局入口横で集合記念撮影後、母校大宮高校へ向かって歩き出しました。造幣局から大宮高校までの距離も大変近く約2km程度ですが、やはり歩道を大勢の人が歩くとなると道幅の関係もあり、どうしても縦長となり、また歩行速度も個人差が大きく、信号待ちも発生することから30分以上はかかったと思います。私はなるべく引率する役員の方のすぐ後ろを遅れずに歩くようにしましたが、常に旗を掲げて頻繫に後ろを確認しながら安全に気を配ってくれている波多野さんをはじめとした役員の方々には心から感謝申し上げたいと思います。大宮高校に着くと、ちょうど100周年記念事業のひとつである正門のリニューアル工事が行われておりました。ほぼ完成に近い状態で「世界とつながる・世界に広がる」のコンセプト通りで、世界の三大陸のそれぞれ特色ある岩石を使用し、シンプルなデザインでとても美しいと感じました。大宮高校正門前にあるシンボルのアメリカやまぼうしの大木の前で、全員で大きな輪を作り、最初に大宮高校の松中直司校長のご挨拶が有りました。その後全員がひと言だけの自己紹介を行ったのち入校許可証を首に下げて南校舎二階の多目的室に案内されました。部屋に入るとまず笠原会長からご挨拶が有り、その中で、校長先生と下山尚久教頭先生が私たちのためにわざわざ出勤してくれた旨のお話を伺い、とても恐縮に感じるとともにその勤務姿勢に対して頭が下がる思いでした。教頭先生からは大宮高校の現在の運営状況(65分授業、二学期制、隔週土曜日授業)や部活動の紹介、生徒の進学状況など、パソコン画面をスクリーンに映写しての説明が有りました。希望者には創立100周年記念のボールペンや水筒の販売も有りました。皆さん喜んで購入されたのでどちらもすぐ完売となりました。教頭先生が「来期つまり来月から転勤で大宮高校を去らなければならないので非常に残念で寂しい」と語った言葉が印象に残りました。その後それぞれが持参したお弁当を食べた後、30分ほど校内を見学させていただきました。運動部より文化部関係が多かったようですが、いくつかのクラブが活動中でした。廊下でお会いする生徒たちは皆さんとても礼儀正しく挨拶してくれるので、自分もうれしくまた誇らしい気持ちになりました。様々な場所を見学させていただき、まるで当時にタイムスリップしたように非常に懐かしい感情が沸き上がってきました。意外だったのは部活動で自分が汗を流したグランドがたいへん狭く感じたことと、グランド周りの樹木が成長して風景がかなり変化していたことでした。母校からの出発前にも、アメリカやまぼうしの大木前で集合写真撮影をして、次の氷川神社目指して参道方向へ歩き出しました。


●大宮高校~氷川神社 大宮高校から氷川神社までの距離も造幣局までの距離とほぼ変わらないものの、大宮公園の桜も満開の土曜日ということもあって人出が多く、また信号待ちの回数も増えたためさらに歩行はのんびりとなり、50分弱ほどの時間がかかりました。氷川神社に近づくほど人が多くなってきました。拝殿前は参拝客が数十人ほど行列となっていました。私たちは役員さん方の尽力のお陰で、待合室で十分ほど待ってから団体専用祈禱室でお祓いを受けることが出来ました。100名ほどは入れると思われる部屋で、厳かな雰囲気の中で儀式が進行しました。10分ほどの短い時間ではありましたが、神社のお札やお供物、氷川神社についての説明パンフなどの頂き物も有りました。お供物は一口羊羹で帰宅後に頂きましたが品の良い甘みでもっと食べたくなってしまいました。入口とは別の専用出口から祈禱室を出た後に、神主様から氷川神社の由来や歴史についてのお話が聞けるとのことでしばらくの間待つことになりました。休日でもあり神社で結婚式を挙げるカップルもいたようで、神主様は忙しそうでした。祈禱室に居た時間よりも長く待ちましたが、お話の内容は待った甲斐のある深いものでした。氷川神社の由来は、第五代孝昭天皇の御代3年のご創立といわれ、令和10年には御鎮座2500年祭を迎えるとのこと。それ以前からこの地域は豊かな湧水地でもあることから人々が水を求めてこの周辺に集落を作り、その自然の恵みを受けて生活していたとのこと。そして人々の自然に対する畏敬の念と感謝の気持ちが祭礼という形で表現され、やがて自然の神々を祀る社として発展していったとのことで、関東一円には氷川神社が280以上有り、大宮の地名の由来にもなった関東一宮とのこと。特に近世では明治天皇の厚い信仰を受け、日本でも指折りの古社となったと伝えられているとの説明が有りました。20分ほどの説明が終わると15時少し前にその場で解散となりました。


●氷川神社~懇親会会場 懇親会参加希望者のみその後にフリータイムがあり、10分後の15時頃に氷川神社楼門前に集合となりました。大宮公園はそこから徒歩2、3分ほどなので数人で行ってみました。桜がちょうど満開で人出も満開でした。再集合後は再び役員の方の引率で、大宮駅近くのすずらん通りに有る中華料理屋さんへ移動しました。ウオーキング参加者のほぼ半数が懇親会にも参加していたと思います。それでも30人以上ですので、お店の2階はほぼ貸し切り状態となりました。いつものように乾杯の音頭から始まり、時間の経過とともに、そしてお酒が体の中を満たしてくるとともに皆さんの会話も徐々に盛り上がってきたことは言わずもがなです。たとえ初対面同士でも、また年代や男女の違いがあっても、同じ大宮高校卒業のOBOGであるという共通認識が連帯感を育み、お互いの心が徐々に繋がり語り合える仲間同士へと変化していく様子は、見ていてとても不思議だなあと思うと同時にすばらしいことだなあと思いました。2時間ほどで懇親会は終了となり、皆さんそれぞれが別れを惜しみながらも帰宅の途につきました。


●全体の所感 今回のイベントは想定通りに、いや想定以上に思い出に残るものとなりました。天候も午前中はそよ風が吹くとやや肌寒い感覚でしたが太陽が昇るにつれて温かな陽気となり、歩くとむしろ暑さを感じるくらいの好天にも恵まれました。立ち寄ったそれぞれの場所がどれも印象深く心に残りましたが、当然ながら特に母校大宮高校は青春時代の思い出の生まれた大切な舞台でもあるので、その場所に居る時間は感慨深いものがありました。そして参加した皆さん方と一緒に歩くことでつくづくと感じた思いがあります。それは今の自分はとても幸せであると感じたことです。平和な日本で暮らし、美味しいものを食べて、自分の足で歩行できる健康な体で、鳥の声や風の音を聴きながら、花や緑や青空を眺めながら、そして時には漂ってくるいい香りを嗅ぎながら、のんびりと語り合いながら安全に野外を歩くことの幸せを全身に感じることが出来ました。それらはすべて、この様な機会を作ってくれた役員の皆さんのおかげと感謝しております。私も会社で親睦会役員を数回経験しましたのでよく理解できますが、企画立案検討から始まり、訪問先との調整打ち合わせ、段取り日程、案内・募集、参加者まとめ、備品段取りと片付け、当日行動スケジュール、役割分担、現地確認、安全確認、予算整合と会計処理、最終確認と反省会議等、やるべきことは山ほどあります。ましてやただ単に一定のコースを歩いて終わるだけでなく、そこに大宮高校やまぼうし会としての行事にふさわしく「学び」の機会も有るということは大変すばらしい企画だなあと感心いたします。役員の皆様はたいへんお疲れ様でした。これからも末永く活動が続きますよう願っておりますと同時に心から感謝申し上げます。

埼玉県立大宮高等学校同窓会
大高やまぼうし会

「大高やまぼうし会」は埼玉県立大宮高等学校の同窓会団体の名称です。

大宮高校は、昭和2年に財団法人成均学園高等女学校設立から始まり、昭和26年に埼玉県大宮第一高等学校と埼玉県大宮女子高等学校が結合し、埼玉県立大宮高等学校と校名が変更され現在に至り、多くのメンバーが卒業してきました。

​それらの仲間の繋がりを絶やさず、大宮高校との繋がりを常に持たせるために、交流は今も続いています。

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